雑誌「pen」バブルカー特集号 [書籍]

雑誌「pen」は、オシャレなインテリおじさん向けの雑誌。以前はよく買ってた。
海外取材が充実してて写真もよくって蘊蓄の垂れ具合もセンスいい。
センスいいんだけど、ファッション専門誌(「VOGUE」とか「装苑」とか)ほどトンガらない、文化芸術誌(季刊「銀花」とか)ほどねちっこくない。
気の利いた軽さがあるっていうか、余裕を漂わせるスカした立ち位置、そのバランスの取り方にちょっと嫌みなスノッブくささも漂いつつ(笑)、まさにオシャレ雑誌ですな。
同じく阪急コミュニケーションズ(2003年以前はTBSブリタニカ)発行の「FIGARO japon」も好きでよく買ってた。
で、この号はドイツのストーリー村ってとこで開催された“Internationales Kleinwagentreffen(小型車国際ミーティング)”なるイベントの取材を中心に、バブルカーとも呼ばれるちびっこ車の特集が組まれている。クルマ専門雑誌の特集とは違う、ゆるゆるな感じがシロタには適。
表紙はメッサーシュミット。こいつもかわいいなあ。

クルマ雑誌っぽくない写真とコピー。

結構ねちねち取材してんだけど、メーカーとかエンジンの馬力とかクルマのスペックにあまり注目しないあたり、いかにもオシャレ雑誌な記事。笑。
他にも何冊かとっといてある。ていうか、まだまだある(困)。


左から、’01年3/15(通刊56号)、’04年12/1(通刊142号)、’07年7/1(通刊201号)、’05年7/1(通刊155号)。
デザイン集団特集の号は、今見ても古くない。ていうか、この頃ってデザインが充実してたのかも。
ブレッソンの特集は、写真のセレクトや割り付けもよくって雰囲気よいです。
雑誌って、手放しちゃうとほとんど見らんないからなあ。単行本と違って、古本屋の流通も少ないし図書館とか保存されてるところも少ないし、だからって国会図書館までいくほどでもないし。
全部とっとくわけにもいかないんだけど、捨て難くって。雑誌コレクターの気持ちはわからんでもない。
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