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サウンドトラック「大英博物館 vol.2」式部 [音楽]


UNDINE、ニコニコ動画で発見。これがもう。とにかくもう。すっかりハマりましたのですよ。

なんか’90年代にちょっとしたエスニックブームみたいなもんがあったんだったか? (エスニックとか民族音楽とかいう概念も、当時はまだ西欧からみた異文化って捉えだったんだと思うけど。クラシックだって西洋の民族音楽のひとつじゃろ、って考え方だよな、今は)喜多郎とか姫神とかああいう系統もこの時期隆盛じゃなかったっけか。
つか、わたしゃ高校〜大学時代をおおたか静流と民族音楽で過ごしていたことに今さら気づいてみた。いや、実はマイケル・ジャクソンもほっとんど聴いてなくってなんか気後れする昨今なのですわ。

このサントラはvol.1もvol.2も別に民族音楽って訳ではないんだけれども、胡弓とかケーナとかタブラとか、西欧ポップスではあまり使われない楽器が使われてみたり、非西欧な旋律・音階な編曲とかがすっごく印象的でハマったものです。

今聴くとなんか惜しいのは、一曲ずつが短くって細切れな印象があること。そのせいで曲の情感が極端めに強調されて、演出が勝ち過ぎな効果音っぽい感が否めない。
何曲かおおまかなテーマでゆるやかにまとめて、交響曲みたいな仕立てになってもおもしろかったかもなーと思った。


1. VOICE OF TIME~古歌~(チャイニーズ・ヴァージョン)
しっとり胡弓のイントロから一転、じゃらんじゃらんの鈴、鐘、太鼓打ち鳴らしな、賑やかお祭り曲。楽しいんだけど、そこはかとない哀愁も漂う。なんつーかね、もののあはれっての?

2. MISSING KINGDOM~失われた王国~
シンプルな旋律を多彩な楽器で丁寧に彩っていく、ていうのが全体の印象としてある。音数が多い訳ではないんだろうけど、その分楽器の音がシンプルに楽しめる感じ。これもケーナ、パーカッション、弦楽器の重なりがきれい。

3. SWALLOW~つばめ~(ヴォーカル・ヴァージョン)
おおたか静流にハマったのはこの曲がきっかけだろうと思う。Voice of TimeやUNDINE、VOICI VOILAに収録されてるRoaming sheepていう曲も同系統の印象なんだけど、この曲のエスニックがツボった。どこの国ってんじゃなくって、この曲の雰囲気。オリエンタルっていうかアジアっていうか、哀愁で慕わしげな、素朴で力強い楽曲。静流ちゃんの歌唱も様々な技巧があるんだけれど、この曲の歌唱、裏声じゃなくって地声に近い、民謡みたいな土着的な力強さが好きだ。

4. BEAUTIFUL SILENCE~美しき静寂~
ソロピアノのイントロ、徐々に水の音SE。水面に波紋が広がるイメージからパーカッションが加わり、ゆるやかに流れを為してゆくような。えらく詩的に書いちゃってるけど、実際水の音の使い方なんか、結構ドラマティック。ジャズっぽいピアノが軽やかで気持ちいい。

5. CARAVAN~悲しき隊商~
映画音楽みたいな。ジャジャーン、ってシーンが浮かんでくるみたいな劇的。胡弓の泣き節、シンセのしゃりしゃりした煽り。

6. NYSTERY~謎~
瓶の口を吹いて出す音をサンプリングしたのかな。茫洋茫漠としたイメージの旋律。鈴や鐘やシンバルみたいな打楽器がところどころ、エコーっぽくキかせてある。不思議感満載。

7. ETERNAL PEACE~永遠なる平和~
やわらかセクシーなクラリネット。なんか曲順の流れで聴いてると新鮮。アラビア風味も感じる撥弦(ギター?)とか粘っこいエレクトリックギターとか全体にうねるようなリズムで力強い。終わり方がカッコいい。

8. PASSAGE OF TIME~時の流れ~
風の音みたいなSEと弦楽隊の高音擦弦がえらくセンチメンタル。後半、徐々に楽器が増え、厚みのある音でいよいよと盛り上がってくる。

9. LEGEND OF A KING~ある王の伝説~
早い目のリズムで疾走感。緊迫感。嵐が来る前兆みたいな、何ごとか起きそうな切迫した感じ。あーなんか音のことじゃなくってイメージばっか書いてるけど、どれも結構、劇的盛り上がり楽曲なのよ。

10. SANCTUARY~聖域~
ビオンビオン、と怪しげな異音がリズムをとり、しっとりヴァイオリンの旋律。

11. UNDINE~水の精霊を呼ぶ歌~
この歌唱がとにかくやたらに印象的で。歌詞は天使から授けられた言葉とかいうエノク語で書かれてるそうな。歌唱部分は根性で耳コピした(笑)。歌えます(威張)。

12. PRAYER~祈り~
マンドリン、ブズーキー、マンドセロなる楽器、弾いて音を出す弦楽器で奏されているらしい。音数は限られていてシンプルなのに、多彩な音色で表情豊か。これ好き。

13. DANCING FAIRY~妖精たちの踊り~
ヴァイオリンソロからしっとり→パーカッションが加わり、徐々に楽器が増えて盛り上がってくる。荘重なコーラスが背後に重なって神秘的。中盤の打楽器、狂騒の撥弦盛り上がりが迫力。

14. ORIENTAL GYPSY~さすらいの民~
琵琶をメインに据えられた楽曲。琵琶っつとなんか祇園精舎の〜て貧困なイメージなんだけど、なんかこれはカッコいい。キレがあってビシっと決まって凛々しい。かつ、たぎるような激しさもありつつ。

15. TREASURES OF QUICKSAND~流砂の秘宝~
不思議に快い五拍子の躍動感。フィドルって感じのヴァイオリンとアコーディオンが、辻楽っぽいくだけた親しみやすさも感じる。

16. ADVENT~ 降臨~
とにかくパーカッション。打楽器だけでもこんなに豊かな音なのだなーってところに、尺八が切り込んでくる。リズムが心地よくってトランス。

17. SECRET OF LIFE~生命の神秘~(インストゥルメンタル)
vol.1の歌唱ヴァージョンと比べると印象が違っておもしろい。旋律をとっているのは胡弓だそうなんだけど、人の声より声っぽい感じもしたりして。

18. VOICE OF TIME~古歌~(シンフォニー・ヴァージョン)
vol.1のトラック17のヴァージョン違い。よりゆったり感と雄大感が増したような。楽器てんこ盛り集大成って感じのたっぷり豪勢な音。終わり際のしっとり感が結構好き。


おまけに「シャ・リオン」
懐かしの8センチCD、細長パッケージのやつ。「ワーズワースの庭で」「ワーズワースの冒険」ていうTV番組の主題歌で、これまた大島ミチルの作曲。どこの国だかわかんない無国籍?多国籍?感がツボった。
河井英里さんという方が歌ってらして、静流ちゃんのライブにも飛び入り参加してたことがあったなあ。


シャ・リオン
歌詞はワーズワースの詩を逆さ読みしたものらしいんだけど、どの詩なのかわかりませぬ。ググったら耳コピした方が結構いらして苦笑。ええシロタもコピりましたよ。オ クヮステ クィ ア ソ ノヨフィエ…とかそんな感じの国籍不明感。

c/wカンポス・ネオトゥロス
これはスペイン語かポルトガル語なのかな。新井昭乃さんという方の歌唱。静謐で涼やかな楽曲ながら、澄んだ歌声に兆すような鋭さを感じたりして、これまたビューティフルな逸品。





  


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