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’10 バンクーバーオリンピック、くいのこし [TV]

シロタにしては珍しく熱心に観戦しておったものの、所詮はニワカ、ひとくちふたくち齧ったあとはわりにぞんざいな流し見になってしまいました。
Twitter界隈やはてなのブコメをROMってるとおもしろい。しっかしyahoo!ニュースのコメント欄はかなりめに香ばしく腐った方々が集ってらっしゃるんですなー。2ちゃんねるがサイバーテロくらったって話だけど、yahoo!も充分標的になりそうな気がしますわ。


フィギュアスケート
フィギュアスケートは、スポーツ競技じゃなくって芸能なんじゃないかと思う。芸能コンクール。ダンスとか演劇とか演芸の類い。

そも、競技としてはルールが曖昧過ぎマニアック過ぎ。例えば、速けりゃ勝ちとか、パックをゴールに入れれば勝ち、とか、的に一番近いのが勝ち、とかっていうルールと比べたら、どうやったら勝てんのかわからん。プルシェンコ選手みたいなルールを熟知しているはずの一流選手でさえ、勝ち負けの納得がつけ難いというのは既にルールの欠陥なんじゃないか。
ジャンプの回転数が勝負なんだったら助走たっぷりとってジャンプ台もつかって5回でも6回でも好きなだけ回るがよろしい。そんで、より多く回った奴が勝ち、っていうのがスポーツ競技だと思うのな。
ワザのつなぎとか音楽の表現とかってスポーツのルールであろうか? それいったらスノーボードのハーフパイプもフリースタイルスキーモーグル、エアリアルなんかもビミョーになってくんのかしら。

まあでもフィギュアスケートに人気があるのはまさにこの芸能成分なんだろうな。
しかも演技の内容そのものじゃなくって、勝ち負けやライバル物語ばっかりおもしろがる些かプロレス趣味な芸能。キム・ヨナ選手vs浅田真央選手のあざとい煽り方とか、一流のアスリートをつかまえて真央ちゃんだのミキティだの馴れ馴れしく愛称ちゃん付け呼ばわりとか、苦難を乗り越えて頑張ります的メイクドラマとか、えげつなく泣き顔を狙うインタビューとか、メディアの扱いもどーしようもなく芸能ゴシップ的。
まあゴシップ的なのはフィギュアに限ったことじゃなくって、服装問題(笑)への食いつきっぷりとかもそうだったけどね。ことオリンピックとなると芸能ゴシップ如きが社会派ぶりやがるのな。

で。
芸能としてのフィギュアスケートであるならば、エキシビジョン、ショウ形式が正調であると思う。
で、審判つーより審査。舞踏や演劇や音楽やパフォーマンスアートの第一人者を審査員に取り揃えてがっつり記名で審査すんの。評価が分かれたりして、審査員同士で喧嘩になったりしてさ(わくわく)。
そうなると、ジョニー・ウィアー選手みたいな、我が道突っ走りまくりの、周囲がヒくくらいに自分の世界つくりまくり(笑)、っていうのが正しい。

それにしても芸能としてもいま少し洗練の余地がありそうな気がするんだよな。衣装も演出も振り付けも。
例えばわたしは、くるくる回転ジャンプって奴がどうもステキーと思えなかったりするんだが。跳ぶ前の助走と言うか、これから跳ぶぜ、っていうタメがステキ感を減じるのですよ。例えば、一回転ジャンプを連続して繰り返すのとかってんなら、バレエのポワント(つま先立ち)でくるくる移動する様みたいに軽快でかわいいかもと思うんだけど、助走でタメてハイ跳びましたーってのはどうにも一発芸ぽくて他の演技と馴染まない気がすんのね。

そういうの含めて、フィギュアスケートっていうコンテクストを離れて、氷上の舞踏パフォーマンスやショウアップとして根本的に考えらんないもんかなー、と思うのな。
ボディビルやエアロビクスの大会とか観ても思うんだけど、その競技の中だけでしか通用しないような要素が強過ぎると、すんごい奇態な、歪で独特過ぎる状況になるじゃない? くるくる回転ジャンプやひらひら衣装はそーいうガラパゴスな文化だと思うぞ。

でもそういうのってプロのスケーターがやってんのかな。北米ではプロのアイスショウのツアーが大人気で盛んにショウが行われるって聞いたことある。なんかの番組で観たんだよね、カタリーナ・ビットとかスルヤ・ボナリーとかオリンピックのメダリストがごっそり勢揃いのショウツアー。
ひょっとすると選手時代にメダルとってハクつけて、プロになってショウで稼ぐ、っていうルートになってんのかな。そういや若いうちに引退する選手多いしな。


アルペン
おかげさまで女子のスーパー大回転とか男女大回転、男女回転もタンノーできました。よかったよかった。
アルペンは気が駿るっていうか血が騒ぐっていうか、スキー行きたい! って気持ちになる。もう15年以上スキーのってないなあ。ぶっ飛ばしたい。いやそんな暴走スキーヤーではなかったんだが。
スノーボードのパラレル大回転ていう競技もチラ見。やっぱ操作性の点でスキーのが長じてるように見えるなー。スピードが違う。


クロスカントリー
クロカンは腰据えてじっくり観ないとおもしろさがわかんないのかもしれないな。マラソンみたいなおもしろさっていうか。しかし、50kmなんていう競技があんのね。凄過ぎ。


スキージャンプ
どうしてもスキージャンプ・ペアを思い出す。ていうか、あのDVD作品はスキージャンプ競技への貢献度高いと思うな。


アイスホッケー
shim47さんも書いてらしたけど、おもしろい競技なのになー。サッカーより人気出てもおかしくないくらい。


カーリング
競技自体も相当おもしろいんだけど、小林宏さんの解説が素晴らしかった。競技の観どころやおもしろさを丁寧に解説してくれて、シロートにもわかりやすい。駒を詰めてく戦略みたいな、観念が読みどころの競技だから、解説の出来不出来で全然見え方が違ってくると思う。基本、日本チームを応援する立場なんだけども、相手チームのプレイも誠実に称賛してて、フェアで実直な印象。
結局、カーリングっていう競技そのものがすんごい好きなんだと思う。だから、競技がより広範に理解を深められ、競技の振興と発展につながるように努める姿勢なんだと思うのね。
下手すりゃ選手のアイドル扱いで芸能化して人気は出ても競技自体の理解はちっとも至らない、なんていう事態も考えられなくないし、慎重にカーリング競技界全体のことを考えてる仕事だと思いましたです。



こうして概観すると、オリンピックってまさにニワカのための大会のような気がしまちた。
もっとそれぞれの競技について理解を深めて、より真っ当におもしろがりたいものだのう、とか毎回思ってるような気がするけど、結局ニワカに留まるあたりが怠惰なヘタレであることよな、俺。

ともあれ、おもちろかったです。
すべての選手の皆さん、お疲れさまでした。観戦&応援させてもらってありがとう。


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コメント 6

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晴雨堂ミカエル

 私も含めて、フィギュアスケートをスポーツと思って観ている人は殆どいないでしょう。あれはエンタメです。ショービジネスですよ。
 
 一応、建て前はスポーツですから、プリシェンコが異議を唱える理は尤もでよく解ります。
 
 そういえば、プリシェンコは真央ちゃんに協力を申し出たとか。エキシビジョンの公開練習の時は意気投合していた様で。
 
 ソチが楽しみです。東アジア経済のためにも妍兒ちゃんは引退せず、金メダル連覇に挑戦してもらいたいものです。
by 晴雨堂ミカエル (2010-03-02 15:42) 

晴雨堂ミカエル

追伸 もしスポーツなら、容姿なんて関係ありませんからね。伊藤みどり氏もスポーツだと信じたから、中学生時代は真央ちゃんらとそれほど変わらない体型だったのに、身体を鍛えてがっちり太腿ぶっとくしました。
 
 真央ちゃんも妍兒ちゃんも、しなやかな身体の線を崩さない鍛え方をしています。もはやこれはバレエの世界です。ロシェット選手のような筋骨逞しい体格は次第に流行らない傾向になりつつありますね。
 
 山岸涼子氏、フィギュアの漫画を描いてくれないかなぁ。真央と妍兒を主人公に。
by 晴雨堂ミカエル (2010-03-02 15:48) 

シロタ

>晴雨堂ミカエルさん、コメントありがとうございます。

>一応、建て前はスポーツ
そういう欺瞞な状況をそのままにして、エンタメとしてはとても楽しめないです。

>東アジア経済のためにも
こういう娑婆っけも趣味ではありません。否定はしませんが。

>山岸涼子氏、フィギュアの漫画を描いてくれないかなぁ。真央と妍兒を主人公に。
最悪です。勘弁してください。
浅田真央、キム・ヨナ両選手の対決が煽られまくって、ある種神経症的な緊張状態が醸し出される感が、某所で“山岸凉子の漫画みたい”と評されたのは、その評の巧みさにはウケましたけど、現実のスポーツ選手(建前であろうと)が漫画みたいな状況にあるのがまともなことだとは思わないです、わたしは。
通俗過ぎます。


by シロタ (2010-03-02 16:22) 

晴雨堂ミカエル

 さすがはシロタ氏、不快感をもよおしながらもコメントくださってありがとうございます。
 人によっては、私のような意見に対して無謀な否定を試みるものですが、それをなさらないところがシロタ氏の良さですね。
 
 解りました。シロタ氏にはかなり俗物ぶりが過ぎたようです。そういう部類のコメント書き込みは今後は遠慮いたします。
 
 
 
 
by 晴雨堂ミカエル (2010-03-02 18:07) 

shim47

 ご無沙汰です。私のしょーもない記事をご紹介いただき有り難うございます。
競技そのものとは直接関係のないサイドストーリーを追いかけ回す輩が多過ぎて、これに安直に迎合し過ぎの放送形態が観戦の本来的な醍醐味をスポイルしているように思えます。

 私はオヤジになった今でもリンクの上でパックを追っかけて走り回る事に充実感を得る類いの奴なので、各国代表選手である彼らには全て一様に競技者としてのリスペクトを抱いていますが、国別対抗国威発揚勧善懲悪物語煽動とか天国のパパに捧げる涙の銅メダルだとかいった競技者の人生ドラマには関心を持っていません。だからある種のウィンタースポーツはやるのも観戦も好きですが、テレビや活字での扱われ方は大変面白くなく思っています。
 
 シロタ様はスキーをされるのですね。私は出来ませんがアルペン競技をもっと見たかったです。男子ダウンヒルはアイスホッケーの次に私が観戦に熱中する競技です。
by shim47 (2010-03-07 07:58) 

シロタ


shim47さん、コメントありがとうございます。

まったく同意です。だいたいが、選手の近親の事情や個人的な思いにまで首を突っ込むのは不謹慎てものですよ。

わたしは北海道の日本海側育ち、しかも父親がスキー馬鹿で、札幌オリンピックが開催された手稲山で、ちびの頃から仕込まれましたのです。
吹雪とか雪かきとか雪解けのびたびたとか、面倒も多いんですけど、そういうつらさ厳しさもひっくるめた冬の生活の楽しみっていうのが、ウィンタースポーツの原点ですよね。

そうそう、つい昨日、全日本選手権やってましたね、王子と日本製紙。やっぱりアイスホッケーはおもしろいです。
ゴールランプがパカッと点灯するとコーフンしますなー。


by シロタ (2010-03-08 09:27) 

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