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「NINE」 [映画]

舞台じゃなくって、映画の「NINE」。

ゴージャスな役者が揃ってて賑やかで楽しそうじゃのー、と、楽しみにしてたのに、どうも評判が今イチ。それでもまあ、美女の歌と踊りを堪能できればいっかー、と気楽に観に行ってみました。うん。駄目だったw

主人公の苦悩と妄想っぷりが幼稚くさいのとか筋立てがどうのとかぶっつぶつな細切れ感とかいちいち挙げつらってもどーしよーもないんで措くとしても、肝心の楽曲のシーンに見応えがないのって致命的なんじゃないかと。

そもそも楽曲がつまんない。音楽の快楽がまるで皆無、聴いてて退屈。ケイト・ハドソンとファーギーんとこだけは聴けた。

ダンスやショウ・レヴューみたいな場面も、端的に言っちゃえば観づらい。なんかちかちか切り替わって散漫で落ち着かないのな。アップで表情を見せたり舞台全体のボリュームをロングで見せたりとかのリズムが、楽曲やパフォーマンスのリズムに合ってない。つか、そもそもリズムがどうこうっていう話じゃない感じのテキトー感。何が見せたいんだかわからない。そもそも何かを見せようと思ってるのか疑問。役者はイイのに。

「ザッツエンタテイメント」とかインド映画とか観ると、曲のフレーズがそのシーンのダンスの振りとセットで耳について離れなくなって、つい真似して踊っちゃったりするようなウキウキわくわくがあるじゃないですか。ああいう高揚が一切感じられなくって、なんかもう、しょぼん。

「NINE」は、「8 1/2」をもとにしたブロードウェイミュージカルをさらに映画化、っていう経緯であるらしい。なので、元になってるのは「8 1/2」ではなくって、あくまでもミュージカル舞台なのだろうけど上述の有様。

「8 1/2」のエピソードを表層的に拾って繋いでるとこもあるけど、すんごく薄っぺらい。
とりわけ、グイドの苦悩と妄想っぷりをなんの批評性もなくそのまま真に受けるのはいくらなんでも阿呆過ぎる。
「NINE」の予習で「8 1/2」をいっかい観た程度で、他のフェリーニ作品観たこともないんだけど、その程度のニワカでも、駄目過ぎる…orz、と思いましたです。





タグ:映画 nine
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コメント 2

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ヒノキオ

ね!

ほんとダンスシーンの魅力の無さにあきれました!

なんだかスターのスケジュールを無理くり合わせて
コマ切れに撮ったんじゃないか?っていう

ファーギーは魅力的でしたが
そりゃ本職の方ですから上手くて当然ですし

ケイトの「イタリアーノ!」の歌、
あの一曲のインパクトだけで押し切ろうとした宣伝マンの気持ちも
痛いくらいわかる映画でした

ミュージカルとMTVの分け目をそろそろハッキリさせる
王道ミュージカル映画が誕生しても良さそうなのですが。。。

とか想ってると
本当にそういう映画が出てきてしまいそうなところに
今のハリウッドの勢いとバランス感覚も感じます

「『NINE』の反動」は絶対出てくる気がするんですよね

by ヒノキオ (2010-03-24 20:26) 

シロタ


いやもう、ねー。
ミュージカルに対しても、映画に対しても、どうしてこんなにリスペクトしないで居られるんだろう、と不思議に思いました。

ミュージカルって、そもそもは舞台劇のリアリズムが基本にあるのかなーと思います。
そこを映画のリアリズムに応える形で、かつMTVやPVの要素をも取り込んで、さらにミュージカルとして成立する映画、っていうのが観たいですね。
「「NINE」の反動」期待したいです。


by シロタ (2010-03-26 12:50) 

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