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「Oh! My! Goodness!」V6 [音楽]

 ……V6って、フツーに歌うまいよね? なんかこう、“みんなのうた”的に巧いというか、学校の音楽の授業、歌のテスト的に巧いというか。でもやっぱりジャニーズ文化的なものもちゃんと背負ってて。

 ドラマの主題歌になった「Sexy.honey.Bunny!」を聴きたくなって入手してみたら、なんすかコレ。すごくイイ。よく出来てる。
 ソングライティングにチカラ入ってるというか、曲の錬られぐあいがハンパじゃない。
 歌唱も創意工夫に満ちて、すごく楽しんでるのが伝わってくる。
 楽しい。気持ちいい。
 そいで、ジャニーズ的・V6的な真・善・美、ていうか、前向きで健やかに明朗快活なステキあんちゃん達の世界が全開でぶっちぎられるというか。
 これはいい。


1.omg!
oh, my goodness!ってアルバムタイトルのコールがちりばめられるオープニング。ファンク?っぽいノリ?なのかな。このコールの言い方でずいぶん遊んでるっぽい。いたずらっ子みたいな気配がする。かわいい。

2.Supernova
オープニングから繋がっていきなりサビのフレーズがどーん!とかまされる「一夜だけのSupernova」とか、刹那の情熱、的な歌詞世界。結構大人っぽいんだなあ。疾走感とかスピード感が歌詞世界のせっぱつまった感じを強調してる。音も歌唱もすごく練られてバラエティに富んで盛ってるみたいです。かっこいい。

3.BING♂
ビンゴゲームをモチーフに遊んでる歌。ラップとかファルセットとか加工した音声とか台詞っぽかったり、歌唱もすごく楽しんでる。ファンキーにノリよく愉快。ビンゴの当たり外れを人生の運不運に例える運命論的人生観をクールに軽くいなしていこうぜ。的な。

4.Sexy.Honey.Bunny!
これ再生回数が桁違いにぶっちぎってる。なんかハマっちゃって。サビんとこのキレのよいフレーズ、Hot! Hot! Hot!って音階がとんとんとん、と上がってくとこが気持ちよくて気持ちよくて癖になる。声の重なりも厚みがあって豪勢。それにしてもイノッチってホント歌巧いねえ。どの曲もそうなんだろうけど、6人の個性がうまく活かされてるんだろうなあ。

5.Maybe
4曲目までの音を重ねて盛った感じから、うってかわってシンプルに旋律を活かしたアレンジ。ギターが甘く切なくキいてる。洋楽っぽいのかな?なんかオシャレ。三宅君の声が印象に残る。なんかこう、明るい朗らか兄ちゃん、ていうイメージが強いんだけど、その彼が、おそるおそる愛に踏み出す、ちょっと切なくてもじもじした歌を歌ってる、ていう感じがぐっとクる。ファンの人はもっとクるんだろうなあ。

6.only dreaming
離れた場所で切なく望みなく相手を思う、ていう歌詞世界が大変にツボった。せつねえ。「眠る前 君の名前 何度も何度も呼んで 夢の中 出会えますか それだけでいい」とか、またこの旋律がすごく印象的で、すとーんと入ってくる。心地よいミドルテンポ、すぐ歌える感じのスムーズさ。

7.D.I.S
ファンク?ディスコ?なに調というのか知らんけど、なんか懐かしい感じのするアレンジ。踊るんだろうなーこれは。ノリノリの高揚感、称揚感が気持ちいい。気づいたら口ずさんでる。気持ちが上がる感じで、素直に気持ちいい。

8.エキゾチック・トリップ
ヘンな歌(笑)。歌詞もなんだか…?とっちらかってて、やりすぎ感を否めないというか。でもなんか妙に気になる曲。

9.バリバリBUDDY!
ダンスの速い動きで有名な曲だっけ? V6らしいなー、とか思った。個人的にV6って、「WAになって踊ろう」とか「愛なんだ」とか、TV番組「学校へ行こう」なんかの印象が強くて、つまり、前向きで明るく愉快な楽しい兄ちゃんたち&愛には真面目、って感じなんだけど、そういう感じに満ち満ちてるというか。V6の明るさ楽しさって上滑りしてないっていうか、えらい根性据わってる気がするんだよね。愛を感じる。

10.大人Guyz
大人買いと掛けてて、お買い物しまくる歌。思い切って強気に無茶な買い物するように、世界をすべて手に入れちゃおうぜ、的に粋がってるのね。リズムがテンポよく気持ちよくて、買い物カートごろごろしながら闊歩する姿が見えるようです。歩ってるときとかに聴くとぐいぐいずんずん歩ける。なんか強気になれていいかも。

11.ROCK YOUR SOUL
王道のかっこよさぶっちぎり、戦隊ヒーローとかの主題歌ちっくな勇ましさ。行くぜ!みたいな前のめりな疾走感がぐっとキます。エレギのギュインギュインとかエレクトリックな重低音とか野太く気合いを入れる雄叫びとかがかっこよす。

12.線香花火
柔らかく繊細なピアノ、アコギに彩られたバラード。長野君の微かにハスキーな甘い声を堪能。ひとりひとりの歌唱を丁寧に扱っていて、それぞれの持ち味がしっとり味わえる。イノッチの深く厚みのある声とか、三宅君のぽろぽろとつたない素朴さ、とかもクる。語りかけるように大事に大事に歌ってる感じがして、人を恋うる気持ちとその儚さを大切にしようとする思いが伝わってくる。なかなか沁みる。

13.親愛なる君へ
歌詞が見事すぎる。手紙形式で別れた恋人に宛てて思いを語りかけてる。歌の言葉として、旋律にノって聴いてると、音の高低の波の気持ちよさと、歌詞内容の切なさにうっとりヤられる。一曲の中にも物語があって、その手紙を書いた人物の心情や、ひょっとしたら手紙書いたものの出さなかったんじゃないかな、とか想像が広がる歌詞世界。
ハーモニーがきれい。最後んとこ、英語の歌唱の滑らかさにビビる。

14.kEEP oN.
テイストの違う曲を何曲も詰め込んだような、凝ってる曲。爽やかポップに始まったかと思えば、ラップ、ダンスミュージック、ファンク、ミュージカル調(爆笑モノ)、ラストはフォーク?かな? 様々な歌唱が散りばめられてて盛りっ盛り。すっごいtryしてておもしろいんだけど、個人的には、忙しいわ!ってツッコみたくなるかな。やりすぎ感。

15.orz...
1曲目の Oh! My! Goodness! のアウトテイク。笑。笑笑。悪ふざけ感満載。楽しそうだなー。







タグ:音楽 V6
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遠く離れた街で誰かを思う、とかそういう歌 [音楽]

最近久しぶりに渡辺美里の「冷たいミルク」とか聴いて気づいたんだけど、どうもわたしは、遠く離れた街で誰かを思ってしんみり、とか、そういう歌が好きみたいなのでした。


「冷たいミルク」 詞/渡辺美里 曲/岡村靖幸
渡辺美里「Flower Bed」収録。
ニューヨークに住んでる青年がかつての恋人を思う歌。思いはあるんだけど、現在進行形ではなくて過去に向けられてる感じの諦め感がオトナ。歌詞に街の情景が描かれ、遠く離れた距離感を感じさせて切ない。
旋律の高低のリズムが体感的に気持ちよくってよく歌う。難しいけど。


「Confession~告白~」 詞/西門加里 曲/木根尚登
TM NETWORK「Gorilla」収録。
懐っつかしい。これもニューヨークかな? どっかアメリカの大都市の片隅、って雰囲気。
不器用ながらも慣れない街で自分なりの生活を築いて、ふと君のことを思い出すよ、みたいな感じ。
「うまく生きていくのは あいかわらず下手だけど」っていう歌詞が、主人公の過去になにごとかあったのだろうことを思わせるようで。響く。
優しい旋律と柔らかい雰囲気の歌唱が、ゆったりたゆたうようなのだけど、そこに至るまでに苦悩とか痛みとかあったのだろうなあ、的な気がしてしまって、うん、なんかいろいろ考えてしまう。


「STILL LOVE HER(失われた風景)」 詞/小室哲哉 曲/小室哲哉・木根尚登
TM NETWORK「CAROL」収録。
個人的にはこれと↑の「Confession」はセットになってる。この曲の主人公はロンドン。
過去形の歌詞が、後ろ向きに過去に浸る感じを醸し出してるけど、冬の街の澄んだ情景描写とか、旋律とかウツの歌唱に、過去をすべて納得して受け容れてる感じがして不思議に力強い。


「I Still Think About You」
Dr.John「AFTERGLOW」収録。
これは別に、どっか遠くの街て、っていう描写はないんだけども、なんかすげえ引きずってる感じがせつねえ。でもこれ日本語だったらうざくていやかも。
未練たらたらって感じではないんだけど、忘れようにも忘れられない、未だにお前を思ってしまう、どうしているか気になる、っていうのがツボ。
曲はメロウちゅーか、たるーい感じでそんなに印象に残る訳ではないんだけども。


「SAD EMOTION」 詞/神沢礼江 曲/木根尚登
TM NETWORK「Gorilla」収録。
ぎゃー。ぎゃー。懐かしすぎてせつなすぎて死ぬ。
これも別に、離れた街に居る的な描写はないんだけど、もう二度と会えないことが決定的に確定されていて、それでも相手の幸福を願う切なさにやられる。
「偶然 街で君と出会う そんな奇蹟あるなら」とか、「見守れなくて悲しいけれど」とか、歌詞といい旋律といい編曲といい、せつな過ぎて悲し過ぎてツボ過ぎる。


「GOODNIGHT IRENE」 John Lomax、H.Ledbetter
Dr.John「trippin'live」収録。
これは…実は「おやすみ、アイリーン」とか、たいしたこと言ってないんだけど。
わたしのなかで勝手に、刑務所に収監されてる男が好きな女を思って「おやすみ」っていう、そういう状況だと思い込んでた。その女は男を待たずに別の人と余所の知らない町で幸せに暮らしてたりしてて、それでも刑務所の男にとっては「おやすみ」っていう相手がいるだけで支えになってたりするんだろうな、とかそこまで勝手につくってました。捏造はなはだしいな。
英語の解説とか拾い読みでなんか勘違いしたらしいんだよね。この曲を書いた人が刑務所で二重生活をしてた、とかそういうコメントが付いてて、そのせいだな。
すごく明るく賑やかな曲調なのがまたせつなくってツボ。悲しいことを明るく歌うのってせつなさ倍増でよくねえ?ライブの最後に演奏されることが多いらしく、それがまた、ライブ後の祭の後的寂寥感まで添加され、せつなツボ直撃。


つうか、ちょい前の曲ばっかだなあ。最近の音楽ほとんど聴いてない。









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人生に影響を与えた45曲 [音楽]

タニプロさんとこの記事で「人生に影響を与えた45曲」を挙げる、てのをやってて、おもしろそうだったのでやってみた。

軽い気持ちで選ぶつもりだったんだけど、段々本気になってきてケッコー厳しめに悩めました。
45曲てのはなかなかのヴォリュームだぜ。ていうかなんで45なんだろう。

(1.16 追記)わかった。もともとはこの番組がきっかけみたいです。へー。→MUSIC SOUP -45r.p.m.


という訳で以下。順番は一応時系列順。
(1.16 追記)ちょっと入れ替えた。
(1.18追追記)コメント足してみた。ヤバいこれ永遠にいじれるw


1. ビゼー 「カルメン前奏曲」
母親がオペラ好きなもんで。景気のいいシンバルのジャンジャーン、てとこが好きだった。

2. ラベル 「ボレロ」
3. 合唱曲 「巣立ちの歌」
学校で合奏・合唱として習った。

4. 細川たかし 「北酒場」
これも母親の好みだったかな。特段演歌は好きではなかったんだけど、細川たかしは男前だしイイ声だし。

5. REBECCA 「MOON」
6. TM NETWORK 「Kiss You」
7. 渡辺美里 「悲しいね」
この辺ビタはまり。特にTM大好き。他にも好きな曲たらふくあるなあ。

8. 遊佐未森&古賀森男 「Silent Bells」
この二人の佇まいが好きでした。なんつーか少女漫画のカップルのようなw

9. Phil Collins 「Against All Odds」
10. Wham! 「FREEDOM」
成田美名子の漫画「CIPHER」の影響だww。洋楽は言葉の壁がキビしかったな最初。何しろ音楽を聴く=覚えて歌う、みたいな聴き方だったんで、歌えない楽曲を聴く意味がわかんなかったの。

11. 式部 「古歌」
12. おおたか静流 「花ーすべての人の心に花をー」
13. エリ 「シャ・リオン」
14. ZABADAK 「愛は静かな場所へ降りてくる」
15. モンゴル民謡 「小さな淡黄色の馬」
16. ブルガリア民謡 「Dyulmano, dyulbero」
17. LOS TRES AMIGOS 「El Humahuaqueño」(南米フォルクローレ)
18. カテリーナ古楽合奏団 「三声のモテット」
19. THE BOOM 「島唄」
「古歌」をきっかけに、所謂民族音楽&それっぽいもの&おおたか静流にハマる。細野晴臣監修の「地球の声」ていうCD8枚組があってね、そいつでモンゴル民謡に総毛立ちましたです。リストから外しちゃったけど、鼓童の「モノクローム」て和太鼓の曲も凄い。

20. PICASSO 「僕の瞳のマーチ」
なんかのCMで印象に残ってその後10年以上探し続けて最近やっと見つけたという逸話つき。

21. 相川七瀬 「BREAK OUT!」
22. SMAP 「俺たちに明日はある」
23. V6 「TAKE ME HIGHER」
カラオケでよく歌った。SMAPは「がんばりましょう」とかでもいいんだけど、「俺たちに明日はある」のちょっとひねくれた感じが好きで。後ろ向きの応援ソングみたいな。このタイトルは秀逸ですよな。

24. ACE OF BASE 「All That She Wants」
25. Meja 「How Crazy Are You 」
スウェーデンポップスにもハマる。Trine ReinとかPandoraも聴いたり。

26. 椎名林檎 「歌舞伎町の女王」
27. Ego-wrappin'  「Calling Me」
どっちも最初は昭和歌謡っぽさに興味ひかれたんだけど、よく聴くと全然違いますよな。Ego-wrappin'は「くちばしにチェリー」でもいいんだけど、この「Calling Me」にうっとり。

28. Sheryl Crow 「Everyday Is A Winding Road」
カッコいい&素直で聴きやすい&なんか懐かしい感じもありつつ。Eaglesとかも聴いたりした。凝ってこじれたもんを聴いた反動みたいな。

29. Dr. John 「Huey Smith Medley」
30. Astrud Gilberto 「Agua De Beber」
31. Buena Vista Social Club 「Candela」
なんか精神的にすごく疲れてて、そういうときに気負わずにラクに聴けた。自意識過剰なとこが全然なくて、単純に音が気持ちいい。

32. Sinéad O'Connor 「I Do Not Want What I Haven't Got」
感情的な昂りを鎮める曲。この人は激しく猛る歌もあるんだけど、そういうのもデトックス的にキく。

33. 沢田研二 「時の過ぎゆくままに」
“歌謡曲”みたいなんが聴きたくなって。山口百恵とかアンルイスとかも聴いてた。昭和の歌って歌いやすい。

34. ともさかりえ 「少女ロボット」
35. 東京事変 「修羅場」
ともさかりえは「むらさき」もイイ。

36. 及川光博 「バラ色の人生」
37. 岡村靖幸 「どぉなっちゃってんだよ」
38. Prince 「Pop Life」
39. BLANKEY JET CITY 「Sweet Days」
そういえば気になってたんだけど聴いてなかったっけ、みたいな感じであれこれレンタルして聴いたひとたち。割と最近の話。岡村ちゃんはもちろん「あのロン」もイイ。

40. Supergrass  「Moving」
41. The Kinks 「All Day and All of the Night」
映画「ホット・ファズ」の影響で。BlurとかOASISとかもこの辺で聴いた。

42.Guns N' Roses 「Sweet Child o' Mine」
NHKの洋楽倶楽部’80sちゅー番組で観て痺れた。かっちょええ。

43.BONNIE PINK 「Water Me」
ドラマの主題歌で気になった曲。ピアノが印象的。歌詞も好き。

44. Perfume 「エレクトロ・ワールド」
Perfumeってなんか懐かしい感じなのね。音も懐かしいけど、コレの世界観はコバルト文庫っぽいジュブナイルのかほりがする。

45. 凛として時雨 「Disco Flight」
苛々したり薄暗い気持ちのときにスカっとしたくて聴く。


影響を受けた、って意味ではやっぱり中高生の頃とか20代に聴いてた曲が多くなっちゃうかなー。
つか、最近新しい楽曲ってあんまし聴いてないからな。




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「Lovesexy」PRINCE [音楽]

Prince_-_Lovesexy.jpg


PRINCEは最近になって聴くようになったんだけど、コレはあまりにアレなジャケット↑におそれをなして聴いてませんでした。ていうか聴いてない盤他にもあるけども。いっぱいあるんだもんよ。

ネット上のレビューを散見するに評判がよいらしく、多くの方に好まれている印象なので、興味はあったのね。

で、聴いたら、フツーにポップで聴きやすい。
ジョイフルでラブフルでハピフルで素直フル、えなんかすげー気持ちいいじゃないですかぁー、ていう音楽でした。コレ好き。
特に今現在の状況で聴くと、アレなジャケットも含めていい意味で肩の力が抜け、元気になれる。励まされる。
ていうかジャケット…↑コレ、脱力するしかないもんよ……(笑)。

このアルバムは曲の区切りがなくって曲の頭出しができず、まるまる45分通しで聴きなさいね、ていうつくりになってんだけど、それが意外と悪くなかったです。
たぶん、アルバム全体の組立てがすごーく丁寧につくりこまれているんだと思うんだけど、とても自然に45分ひとまとまりで聴ける。世界観が緻密に堅牢にできてるつーか。
ていうか、誰の楽曲でもそうなのかもしれないけど、アルバム単位で聴くのが聴きやすい、わかりやすいようにできてるのでしょうねー。2曲目のALPHABET ST.はベスト盤で聴いたことあるんだけど、アルバム通しで聴くと全然印象が違ってて、あれこんな曲だったのかぁーと思いました。

ちなみにコレ発表された頃はまだLPレコードも発売されてて、LPの大きさでこのジャケットつーのは相当なインパクトでござった。
邦楽では、渡辺美里の「BREATH」(これも好きなんだけどね)ていう顔面どアップなジャケットも結構キテましたよな。


I NO
なんかあやしげに挨拶を語りかけられたかと思ったら、賑やか晴れやか爽やかにOPEN。パーティみたいなウキウキわくわくな賑わい。
iPodで聴きながら歩ってたら自然にリズムとっちゃって笑った。

ALPHABET ST.
すごく前向きな、明るい方に向かう向日性の花みたいな印象に感じた。今弱ってるせいかもしれないけど、しみる。

We're goin' down, down, down if that's the only way
2 make this cruel, cruel world hear what we've got 2 say
Put the right letters together and make a better day

ギターがかっこいい。リズム刻むのがクールでキいてる。

GLAM SLAM
なんかこう、喜びに満ちあふれてるみたいな。楽しそうに笑っとるし(笑)。素直に体に入ってきて気持ちいい。すーっとラクに歌って踊れそうな素直さ。

ANNA STESIA
讃歌。賛美歌。なのかな。精神性の高い、holyな印象。徐々に音と声の厚みが増してきてゴージャスに力強い。コーラスんとことか、ちょっと怯むくらいな迫力。邪を祓う強さというか。

DANCE ON
雰囲気が一転して悪ヤバい感じに。ゴリッとベースがキかしてあってカッコいい。ときどき兆すような不穏なギターとか銃の音とかもヤバめにスパイシー。アルバム全体の中でもピリッと塩コショウ効かして締める的な楽曲。

LOVESEXY
乱痴気騒ぎじみた賑やか極まれり。いろんな音が複雑に重なってすっごい賑やかなんだけど、とっちらかって混乱した感じではなくって、ぎゅっと締まって管制され、堂々と誇らかにタイトルテーマを歌いあげる的な。
コーラスやホーンが祝祭的に晴れやか。

WHEN 2 R IN LOVE
一緒にお風呂入っていちゃいちゃしよう、とかいう歌詞なのに、やたら綺麗な曲。愛す可し、と書いて可愛いと読む、的に可愛い。さすがに照れたいとこなんだけど、真っ直ぐすぎてついうっかり心打たれる。かも。

I WISH U HEAVEN
これまた素直に希望とか願いとか祈りとか満載に満ちあふれて溺れそうなくらいに喜悦。もうタイトル通り I WISH YOU HEAVEN な歌。誰かのために祈れる自分が喜ばしい。

POSITIVITY
そいで締めがPOSITIVITYていうのがキく。特に今、腹の底にしみる感じでキく。POSITIVITY、ポジティブであること、ポジティブであれることを、けして軽い気持ちではなく、ある種の覚悟を固めて謳おうとしてる、歌ってるのが心強く響く。その覚悟の根底にあるのが、これまで一貫して歌われてきた、あふれるほどの愛や喜びであるのだなあ、と思うとじーんとクる。素晴らしいね。

Positivity
Hold on 2 your soul
Don't kiss the beast, be superior at least
We got a long, long way 2 go.






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「CHINESE DEMOCRACY」Guns N’ Roses [音楽]

NHKの洋楽倶楽部'80s観てて、SWEET CHILD O’ MINE(かっちょええ。泣きそう)に痺れてしまい、今頃になってガンズを聴いておるのです。
で、一番よく聴くのがCHINESE DEMOCRACY。なんとなく。
昔っからのファンの間では賛否両論毀誉褒貶の激しいアルバムであるらしいんだけども。
なんとなくな。←ニワカなもんでちょっと気がひけてる(笑)。


1.CHINESE DEMOCRACY
ヤバげに不穏な感じが堪らん。ずんずんなベースとかこれ見よがしなギターとか、なんかすっごくわかりやすくかましてくれてる気がス(笑)。

2.SHACKLER’S REVENGE
コレ好き。血圧上がるっつか、なんかこうアガる。無闇に拳を突き上げたくなるような(笑)。Don’t ever/Try to tell me~のとこのぐるぐる巡るような疾走感にハイになって、がっつりサビで拳突き上げな高揚。一曲目からじわっと(じわっとどころじゃないんだけど)キての流れでガチにクる。

3.BETTER
微妙な哀切というか、もの悲しさが漂いつつ、強い。旋律とか、ヴォーカルの強さ。ギターがいちいちドヤ顔のキメすぎな気がするんだけど、ヴォーカルが強いからいいのかも。いくつも印象の強いフレーズが組み合わされてて、でもとっちらかった感じはしないけど。これも好き。

4.STREET OF DREAMS
暖かみのある切なさというか、どことなくSWEET CHILD O’ MINEに通じるような。脆くて弱いところをさらけ出す強さというか。アクセルのヴォーカルってすごいねえ。酔える。

5.IF THE WORLD
比較的シンプルなつくりなのかな。それだけに旋律が強く響いて印象付けられる。即効で歌えそうな響きのよさ。で、ここにもドヤ顔ギターが(笑)。ていうか曲一回標準装備なのかも。

6.THERE WAS A TIME
聴いてる間はなんかミョーな旋律のような気がしてまとまらない感じもするんだけど、聴き終わるとそんなこともないのかなー、とか納得させられるミョーさ。中盤のコーラスんとこは気持ちいい。が、このへんでドヤ顔ギターに飽きてきた(笑)。うんうんわかったわかったかっこいいかっこいい(棒)。

7.CATCHER IN THE RYE
健やか雄大爽快感。地平が拡がっていくような、カメラがズームアウトして空間が広がってくみたいな感じは好物。クる。

8.SCRAPED
ぐるぐる疾走感。焦燥感かきたてるようなコーラス。いかにもハードロックなごつさが気持ちいい。これ好き。

9.RIAD N’ THE BEDOUINS
疾走感は疾走感でも、スピードあがった感じ。速い。ハイトーンヴォイスも相まってどっかメタルっぽい。この楽曲でのギターは文句なくかっこよくて、なんぼでもドヤ顔していいぜ、って感じ(笑)。

10.SORRY
一転してしっとりバラード。曲が進むに従って音の厚みが増してくる王道なつくり。旋律の伸びのよさが、単純に気持ちいい。

11.I. R. S.
なんか安心安定して聴ける感じの、中後半に重石を置くみたいな楽曲。このへんくるともうドヤ顔ギターもザ・見せ場なアクセル節もすっかりお約束化してて逆に楽しめる。お、そろそろきたかドヤ顔。みたいな感じで(笑)。

12.MADAGASCAR
しゃがれたような歌唱が不穏にクる。高音でキレイに重ねちゃうほうが歌いやすそうだけど、キレイ過ぎないのがいい感じ。中盤に演説(キング牧師?)みたいな音声が挟まってんのがものものしい。オーケストラがいま少しハンパな気がス。もっと弦とか管をキかしてくれてもよかったような。

13.THIS I LOVE
イントロのフレーズだけでがっつり持っていかれる強烈な引力。ちょっと通俗な感じもするんだけど、それがキく。ピアノがせつなくてラブい。つかメロい。

14.PROSTITUTE
すごく気持ちよさそうに歌ってて、楽器もたっぷり厚くて余裕な感じ。なんとなく前向きに明朗な印象も。







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「僕の瞳のマーチ」PICASSO [音楽]



もう10数年前から、なんかのCMで聴いて、ずーーーーーーーーーっと気になって気になって、探してた曲。
ようやく見つかった。これだこれだ。

このサビんとこのフレーズが頭から離れなくって、10数年印象に残ってキープし続けてんだから、なかなかスゴい。

多分に、前向きに夢見てがんばろうソングなんだけど、不思議に乾いた諦観が漂ってて、なので、あんまし押し付けがましくなく説教くさくもなく鬱陶しくもなく。馴れ合うようなとこがナいのね。

そこはかとなく、もの哀しさというか、せつなさ、欠けた痛みのようなものを含有しているような気もして、それがキいてる。

乾いた風が吹く何もない原野に、ひとりで立っている主人公、みたいな。ちっぽけで勇ましい。







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「KSANA」dido [音楽]

あんまり暑くて白日夢を見そうだ。
空気がもわっと熱気をはらんで空間が歪む、朦朧としたふわふわ感、白くて軽くて熱の匂いがする夏の昼日中、に、聴きたくなって引っ張り出してみた。

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dido(ディド)はおおたか静流と加藤みちあきの2人組音楽ユニットで、イギリスのDido(ダイド)とは違います。つーかダイドって知らんかったが。
アルバムタイトルの「KSANA」はクシャナって読む。サンスクリット語で刹那(せつな)っていう意味。つか、刹那という言葉はKSANAの音訳なんですね。へーえ。

全体にかったるく倦怠なんだけど重苦しくない、妙にしらじらとした白日夢の気配。甘い密度。濃厚な軽さ。そこに、遅効性の毒みたいな、隠された棘みたいな、ヘンに魅惑的な危険が潜んでる感じ。
地に足を着いたまま空を飛ぶ。目醒めながら夢を見る。現実と非現実のあわい、その刹那。一瞬の永遠、または、永遠の一瞬。みたいなイメージ。


mermaid  作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
人魚の恋。身も心も自分のすべてが相手に向かっていく、純化された魂の歌。旋律が不思議なゆらぎをもっていて、なんだか不穏な感じがする。死の気配が濃厚なのに、灼かれるような幸福を予感させる歌詞世界。

ACROSS THE VIEW  作詞:おおたか静流/作曲:Richard Burmer/編曲:加藤みちあき
クリアな高音の静流ヴォイスが清(すが)しい。ゆったりと静かなリズムで華々しいところは全然ないんだけど、静かな高揚みたいなものがある。徐々に幕が上がり、星が昇り、水が湧き、草木が芽生え、生きものが動き出し、いのちが生まれる。世界が始まる予感。みたいな。

天空屏風(オーロラ) 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
クリアなハーモニーが幻想的。たぶん層がイメージされて音が重ねられてて、立体感があるっていうか、重層的な遠近感。ゆったりしたテンポから躍動感疾走感を増してスケールが広がってく。タブラ、パーカッションの複雑なリズムに、ヴァイオリンの官能的な絡みが快楽。

KSANA 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
止まっている音楽、みたいな不思議な楽曲。ヘンな旋律。不穏な官能。あやうい。アブない感じ。静かに囁きあうような歌唱、それに反して徐々に濃度を増して狂騒めいてくる楽器、発狂寸前みたいな妙な緊張、ギリギリのところですっと退いてゆく儚さ。

A Gift From The Sky 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
静流ちゃんの精確な歌唱が堪能できる、落ち着いた楽曲。ひょっとしたら演奏によってはつまんなくなっちゃう地味目な曲なのかもしれない。新奇に際立つところはなさげなんだけど、不思議に力強く、心が熱くなる歌唱。Spread your wings, Little bird of hopeとかDon’t give up, If you keep on trying, Someday you’ll get throughなんていう、どうってことなさそうな歌詞が妙に心強く響くのはどうしたことか。

深海魚 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
不穏。エロスとタナトスっつーんですかね。旋律も歌詞も歌唱もあやうい。禁忌にふれようとするみたいな危なっかしさ。この曲からはねのみらい密会のあたりの流れは、刹那的な官能とあやうさに満ちた濃密なこってり感。

はねのみらい 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
ヘンな旋律、不穏さ、狂騒の態はKSANAの印象にも似てるかも。キレる寸前、発狂寸前のギリギリで抑制を保っているような緊張の高まりが妙に気持ちいい。いつ世界が壊れるかもしれないような。ヴァイオリンが刻む規則正しい節度が妙に焦燥。

密会 作詞・作曲:おおたか静流/編曲:加藤みちあき
どっちかというとクリアな高音が印象が強い静流ヴォイスなんだけど、この楽曲では低音の大人っぽい歌唱が印象的。昂ぶりを抑えた低い声が、意志の強さを思わせてドキッとする。mermaidの一途さにも通じる歌詞世界。

風の民 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
密会までのあやうく閉塞した濃密さから転じて、躍動感に満ちて疾駆する、迸り出る勢いの楽曲。広大な地平に意識が拓かれていくような、雄大で爽快なイメージ。疾走感が気持ちいい。

星の距離まで 作詞・作曲:おおたか静流/編曲:加藤みちあき
小粋で愛らしい歌。三拍子のリズムがなんかかわいい。C'est fini、ってアルバム全体を締めくくるみたいな。いや別におしまい、でも、どんどはれ、でもいいんだけど、なんとなくおしゃれぶってフランス語で気取ってみたくなるような、小粋な感じがすんの。かわいい楽曲。







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「Decade」ZABADAK [音楽]

「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌聞いて思い出した。
最近のZABADAKじゃなくって、上野洋子が居た頃のZABADAK。つか、最近の活動はよく知らないもんで。

「Decade」は文字通り10周年ベスト盤。
異国感ただようっていうか、音楽的にもケルト音楽の影響もあるらしい。
こういう、民族音楽の影響受けたっぽいものには一時期どハマりしてたので、セシル・コルベルの歌はなんか懐かしい感じがした。


ワルツのリズムに鄙びた郷愁漂う「五つの橋」



すんごく好き。サビんとこのコーラスの和音の美しさ。「harvest rain 」



ZABADAKと言えばコレ、であるらしい。「遠い音楽」



他に、「POLAND」「愛は静かな場所へ降りてくる」とか好き。
「POLAND」のリコーダーはクる。リコーダーってこんなに迫ってくる楽器だったんだ、って思ったもんだぜ。





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「RETURN」おおたか静流 [音楽]

おおたか静流の2枚目のアルバムにあたる。
1枚目が「REPEAT PERFORMANCE」で、この人の代表曲とされる喜納昌吉の「花―すべての人に花を―」のカバーをはじめ、「アカシアの雨がやむとき」「夜来香」「ゴンドラの唄」などなど、昭和の名曲が、楽曲や作詞作曲者や歌手へのリスペクトに満ち満ちてREPEAT PERFORMANCEされた訳なのだけど、続くこの「RETURN」では、静流ちゃん作の楽曲も含め、より静流カラーがはっきり打ち出されてる感じ。



春は萌え 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:周防義和
多重録音が駆使されて、多彩で鮮やかな静流ヴォーカルがめくるめく。透明感のあるコーラスの和音が空間的な広がりを感じさせつつ、艶やかで雅な歌詞世界と相まって春の花々が萌え出す高揚感が鮮烈に広がり、ひたすら快い。悦びに満ちた慶祝の歌声。春はコレだ。

地球はメリーゴーランド 作詞:山下路夫/作曲:日高富明/編曲:Edison
ビミョーな歌詞とか楽曲は凡庸な気がするんだけど、サビんとこの静流ヴォーカルの高音域やバックコーラスの和音が気持ちいい。

誘い 作詞:おおたか静流/作曲:J. Brahms/編曲:加藤みちあき
ブラームスの子守唄のメロディに静流ちゃん作詞。シンプルで素直な言葉が無理なく楽曲に馴染んでて、囁くように優しい歌唱が柔らかい印象。でも芯は強い感じの。

Return 作詞・作曲:松宮恭子/編曲:岩本正樹
みんなのうたっぽいお行儀いい感じの楽曲。

苦しむために 生まれたんじゃない
愛を 心に 受けとるためさ

おいでよ おいでよ
弱いままでいいよ
両手広げた 子供のように
心 開いて 受けとめて

ちとクサめな気もするんだけど、こういうストレートなやつを照れずに誇らしく歌い上げるのが静流ちゃんなのですなー。ヒロイックな高揚についやられてぐっとクる。

冬の花火 作詞:おおたか静流/作曲:S. C. Foster/編曲:Edison
原曲はフォスターのHard Timesていう曲だそうで、そこに静流ちゃんが作詞。ほのかに鄙びた郷愁を感じさせる、妙に懐かしい印象の歌。

おもいとげねば 作詞・作曲:おおたか静流/編曲:加藤みちあき
短調&刹那的な歌詞で全体に哀切な楽曲のはずなんだけど、リズミカルなアレンジと言葉遊び的なユーモラスが不思議に調子を上げる。サビんとこの「ホイ!」もキいてる。何気なく子どもが歌ってけどよく聴くとヤバい、みたいな、わらべ歌っぽい危うさもあり。クラリネットがまた、チンドン屋さんみたいな哀切を忍ばせる賑やかさ。いろいろとアブナい歌。大好き。

ひいよろ ひょろろ
あほうどり
おもいとげねば
かごのとり

風の中に 作詞:坂田和子/作曲:財津和夫/編曲:林有三
最初の印象は凡庸で薄いと思ったんだけど、何度も聴くうちにじわじわと沁みて、印象が深まってきた楽曲。胡弓がキいてる。

JOURNEY 作詞:おおたか静流/作曲・編曲:加藤みちあき
おおたか静流&加藤みちあきコンビの、didoていうユニットの活動もあるんだけど、この曲は非常にdido的。危うく拮抗するバランスっていうか、なんか妙にスリリング。ベースとアコーディオンが不穏によろめく。歌詞も不穏。

花の街 作詞:江間章子/作曲:団伊玖麿/編曲:岩本正樹
童謡とか唱歌のあどけなさ。ちょっと子どもっぽい気もしなくもないけど。清らか朗らか。

The Voice Is Coming 作詞・作曲:おおたか静流/編曲:福田裕彦
7分超え大曲、このアルバムの白眉。
予感を携えた声が訪れ、光に満ちた未知の空への飛翔を導く、物語のある歌詞世界が、芯の強い、誇らかな歌唱によって、高揚に満ちた雄大なスケールで鮮やかに立ち顕われる。
間奏のとこのアレンジがかっこよくて、エレクトリックギターの兆すような音、高圧高密度で迫ってくるような精緻なコーラス、ドラムもベースもシンセもそれぞれに緊迫感と疾走感を高めながら、後半の熱狂の頂点へと昂ってゆくのが堪らん。


おおたか静流 TWIN PERFECT COLLECTIONは「RP」「RETURN」「RPⅡ」と、3枚のアルバムが一組になった超おトクなパッケージなんすね。まあびっくり。


 


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サウンドトラック「大英博物館 vol.2」式部 [音楽]


UNDINE、ニコニコ動画で発見。これがもう。とにかくもう。すっかりハマりましたのですよ。

なんか’90年代にちょっとしたエスニックブームみたいなもんがあったんだったか? (エスニックとか民族音楽とかいう概念も、当時はまだ西欧からみた異文化って捉えだったんだと思うけど。クラシックだって西洋の民族音楽のひとつじゃろ、って考え方だよな、今は)喜多郎とか姫神とかああいう系統もこの時期隆盛じゃなかったっけか。
つか、わたしゃ高校〜大学時代をおおたか静流と民族音楽で過ごしていたことに今さら気づいてみた。いや、実はマイケル・ジャクソンもほっとんど聴いてなくってなんか気後れする昨今なのですわ。

このサントラはvol.1もvol.2も別に民族音楽って訳ではないんだけれども、胡弓とかケーナとかタブラとか、西欧ポップスではあまり使われない楽器が使われてみたり、非西欧な旋律・音階な編曲とかがすっごく印象的でハマったものです。

今聴くとなんか惜しいのは、一曲ずつが短くって細切れな印象があること。そのせいで曲の情感が極端めに強調されて、演出が勝ち過ぎな効果音っぽい感が否めない。
何曲かおおまかなテーマでゆるやかにまとめて、交響曲みたいな仕立てになってもおもしろかったかもなーと思った。


1. VOICE OF TIME~古歌~(チャイニーズ・ヴァージョン)
しっとり胡弓のイントロから一転、じゃらんじゃらんの鈴、鐘、太鼓打ち鳴らしな、賑やかお祭り曲。楽しいんだけど、そこはかとない哀愁も漂う。なんつーかね、もののあはれっての?

2. MISSING KINGDOM~失われた王国~
シンプルな旋律を多彩な楽器で丁寧に彩っていく、ていうのが全体の印象としてある。音数が多い訳ではないんだろうけど、その分楽器の音がシンプルに楽しめる感じ。これもケーナ、パーカッション、弦楽器の重なりがきれい。

3. SWALLOW~つばめ~(ヴォーカル・ヴァージョン)
おおたか静流にハマったのはこの曲がきっかけだろうと思う。Voice of TimeやUNDINE、VOICI VOILAに収録されてるRoaming sheepていう曲も同系統の印象なんだけど、この曲のエスニックがツボった。どこの国ってんじゃなくって、この曲の雰囲気。オリエンタルっていうかアジアっていうか、哀愁で慕わしげな、素朴で力強い楽曲。静流ちゃんの歌唱も様々な技巧があるんだけれど、この曲の歌唱、裏声じゃなくって地声に近い、民謡みたいな土着的な力強さが好きだ。

4. BEAUTIFUL SILENCE~美しき静寂~
ソロピアノのイントロ、徐々に水の音SE。水面に波紋が広がるイメージからパーカッションが加わり、ゆるやかに流れを為してゆくような。えらく詩的に書いちゃってるけど、実際水の音の使い方なんか、結構ドラマティック。ジャズっぽいピアノが軽やかで気持ちいい。

5. CARAVAN~悲しき隊商~
映画音楽みたいな。ジャジャーン、ってシーンが浮かんでくるみたいな劇的。胡弓の泣き節、シンセのしゃりしゃりした煽り。

6. NYSTERY~謎~
瓶の口を吹いて出す音をサンプリングしたのかな。茫洋茫漠としたイメージの旋律。鈴や鐘やシンバルみたいな打楽器がところどころ、エコーっぽくキかせてある。不思議感満載。

7. ETERNAL PEACE~永遠なる平和~
やわらかセクシーなクラリネット。なんか曲順の流れで聴いてると新鮮。アラビア風味も感じる撥弦(ギター?)とか粘っこいエレクトリックギターとか全体にうねるようなリズムで力強い。終わり方がカッコいい。

8. PASSAGE OF TIME~時の流れ~
風の音みたいなSEと弦楽隊の高音擦弦がえらくセンチメンタル。後半、徐々に楽器が増え、厚みのある音でいよいよと盛り上がってくる。

9. LEGEND OF A KING~ある王の伝説~
早い目のリズムで疾走感。緊迫感。嵐が来る前兆みたいな、何ごとか起きそうな切迫した感じ。あーなんか音のことじゃなくってイメージばっか書いてるけど、どれも結構、劇的盛り上がり楽曲なのよ。

10. SANCTUARY~聖域~
ビオンビオン、と怪しげな異音がリズムをとり、しっとりヴァイオリンの旋律。

11. UNDINE~水の精霊を呼ぶ歌~
この歌唱がとにかくやたらに印象的で。歌詞は天使から授けられた言葉とかいうエノク語で書かれてるそうな。歌唱部分は根性で耳コピした(笑)。歌えます(威張)。

12. PRAYER~祈り~
マンドリン、ブズーキー、マンドセロなる楽器、弾いて音を出す弦楽器で奏されているらしい。音数は限られていてシンプルなのに、多彩な音色で表情豊か。これ好き。

13. DANCING FAIRY~妖精たちの踊り~
ヴァイオリンソロからしっとり→パーカッションが加わり、徐々に楽器が増えて盛り上がってくる。荘重なコーラスが背後に重なって神秘的。中盤の打楽器、狂騒の撥弦盛り上がりが迫力。

14. ORIENTAL GYPSY~さすらいの民~
琵琶をメインに据えられた楽曲。琵琶っつとなんか祇園精舎の〜て貧困なイメージなんだけど、なんかこれはカッコいい。キレがあってビシっと決まって凛々しい。かつ、たぎるような激しさもありつつ。

15. TREASURES OF QUICKSAND~流砂の秘宝~
不思議に快い五拍子の躍動感。フィドルって感じのヴァイオリンとアコーディオンが、辻楽っぽいくだけた親しみやすさも感じる。

16. ADVENT~ 降臨~
とにかくパーカッション。打楽器だけでもこんなに豊かな音なのだなーってところに、尺八が切り込んでくる。リズムが心地よくってトランス。

17. SECRET OF LIFE~生命の神秘~(インストゥルメンタル)
vol.1の歌唱ヴァージョンと比べると印象が違っておもしろい。旋律をとっているのは胡弓だそうなんだけど、人の声より声っぽい感じもしたりして。

18. VOICE OF TIME~古歌~(シンフォニー・ヴァージョン)
vol.1のトラック17のヴァージョン違い。よりゆったり感と雄大感が増したような。楽器てんこ盛り集大成って感じのたっぷり豪勢な音。終わり際のしっとり感が結構好き。


おまけに「シャ・リオン」
懐かしの8センチCD、細長パッケージのやつ。「ワーズワースの庭で」「ワーズワースの冒険」ていうTV番組の主題歌で、これまた大島ミチルの作曲。どこの国だかわかんない無国籍?多国籍?感がツボった。
河井英里さんという方が歌ってらして、静流ちゃんのライブにも飛び入り参加してたことがあったなあ。


シャ・リオン
歌詞はワーズワースの詩を逆さ読みしたものらしいんだけど、どの詩なのかわかりませぬ。ググったら耳コピした方が結構いらして苦笑。ええシロタもコピりましたよ。オ クヮステ クィ ア ソ ノヨフィエ…とかそんな感じの国籍不明感。

c/wカンポス・ネオトゥロス
これはスペイン語かポルトガル語なのかな。新井昭乃さんという方の歌唱。静謐で涼やかな楽曲ながら、澄んだ歌声に兆すような鋭さを感じたりして、これまたビューティフルな逸品。





  


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